新型肺炎:フランス、スペイン、ドイツがやばい!

新型肺炎、日本など4カ国を最も懸念 封じ込めは可能=WHO事務局長

ジュネーブ 2日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は2日、新型コロナウイルスの感染拡大についてWHOは韓国、イタリア、イラン、日本の情勢を最も懸念していると述べた。

ここ数日の増加ペースを考えると、日本よりもフランス、スペイン、ドイツの方が懸念されます。WHOが信頼できるか、不安になる表明です。

また、イラン以外にも、中東で増加ペースが上昇している国が増えていることも気になります。中東各国とフランスは、アフリカとのつながりが濃そうなので、アフリカ各国は入国制限すべきです。

 

追記(2020.03.07)

 この記事を書いてからまだ4日しかたっていませんが、感染者数は3月5日にはフランスが上回り、ドイツには並ばれました。本日(3月7日)はスペインの感染者の方が多くなりました。人口が少ないことを考えると、日本よりこれらの3国の方が状況が悪いのは明らかです。しかも、この記事に書いたように、このことは増加率を見れば3月2日の時点で素人にも分かるほどの明白さでした。これが分からなかったWHOの能力に本当に危惧を抱いてます。

ついでに、アメリカが、中国、韓国、イラン、イタリア、日本からの入国制限を検討しているというニュースがありました。いやいやいや、検討すべきは日本の前に仏、独、西でしょう。さらにいえば、明日にもアメリカの感染者数は日本を上回るだろうし、1週間ほどで人口比でも上回るでしょう。そんな状況のアメリカには日本に対する入国制限はほとんど意味はありません。アメリカCDCの能力についても危惧を覚えてしまう。