人口動態を見よう

この20年の経済に最も影響を与えている要因は政治ではなく、人口構成の変化だと思います。貧困問題も、経済低迷も。今後もそうでしょう。したがって、少子化対策を最優先に取り組むべき。

現在、高齢化対策が最優先となっていますが、これでは将来の負担が増えるだけ。

今の政治は、反小泉を基軸に動いていますが、これでは間違った政策が採用されることになってしまう。格差が広がった第一原因は人口動態です。小泉政権時の政策が影響を与えている可能性は否定しませんが、今のところその証拠はありません。格差の増大はずーっと以前からの線形的な現象ですから、小泉時代の影響は小さいことはその以前からの傾向よりもあきらか。

ついでに、相対貧困率を元に格差問題が語られていますが、その数値はおそらく団塊の世代が年金を受け取るようになるにつれて改善に向かうと思われます。これ単独では意味のない数値でしょう。