民主党のガソリン税暫定税率廃止案に反対する

民主党は、揮発油税暫定税率の廃止を目指すそうで、共産党社民党も同調するようです。
私は、大反対です。
理由は以下の通り。

  • 二酸化炭素削減を考えるとガソリンへの税率は高めるべきである。
  • 税収の減少に対する手だてが考えていないことなどから見て、検討不十分の案としか思えない。
  • 公約で謳っていないことを政局の具にするのは感心しない。
  • 大衆迎合策であることが明らか。

ガソリン暫定税率 廃止か維持か
1月14日8時1分配信 産経新聞

民主党は18日召集の通常国会で揮発油(ガソリン)税の暫定税率廃止を目指し、中堅・若手を中心とした衆院議員約60人からなる「ガソリン値下げ実働部隊」を編成する方針を固めた。次期衆院選をにらみ、政府・与党に徹底抗戦するためで、実働部隊を中心に地方遊説を展開する。一方、自民党は13日、揮発油税暫定税率維持を含む歳入関連法案(日切れ法案)の年度内成立に向けて野党側に協力を求めるなど、暫定税率をめぐる論議が国会召集前から熱を帯び始めてきた。
(中略)
 暫定税率維持を含む歳入関連法案が年度内に成立しなければ、ガソリン代は1リットル当たり約25円の値下げ効果がある。このため、民主党は「ガソリン代25円値下げ」を大書したビラも作製。税収が減る分の財源の手当てや値下げによって生じる混乱への対応について理論武装を進め、国民の理解と指示<原文ママ>を得たい考えだ。

ガソリン税暫定税率撤廃に同調 社民国対委員長
2008年01月13日15時08分 朝日新聞

社民党日森文尋国会対策委員長は13日のNHK番組で、民主党が打ち出したガソリン税暫定税率撤廃方針について「原油が高騰して国民が厳しい生活を強いられている。暫定税率は廃止する方向で検討し、(党として)そういう結論を出したい」と語り、同調する姿勢を示した。共産党も撤廃の方針で、参院での関連法案否決に向けて民主、共産、社民3党の足並みがそろう方向となった。