読めば分かることなのに

民主党の政権がいろいろな面で公約実現の延期、というより事実上の修正を余儀なくされております。外交面でも解決不能状態を自ら作り出しております。首相や幹事長のスキャンダルも決着がつきません、というよりも付けようがありません。何しろ、今までの自分たちの発言を自分自身に適用するならば議員辞職以外の道はないのですから・・・・

マニフェストを読めば、政策面でこうなるであろうことは十分に予測可能でした。スキャンダルについても十分な報道がなされており、いずれ謝罪会見をして後は知らんぷりをするんだろうなということも読めたことでした。

選挙の時に民主党を支持しながら、現在の公約違反を批判する人たちというのは実はマニフェストもニュースも読んでいなかったんじゃないの?という気がします。

それと、ここに至るまでの大臣達の発言を聞いてみると、どうやら彼らは本気でマニフェストが実現可能なものだったと信じているらしいことにも気がつきました。思っていた以上にレベルが低かった。もうちょっとましだろうと、かれらもマニフェストは政権を取るための方便であることを認識しているだろうと、思っていました。私の過剰評価だったようで、民主党のトップクラスでさえ日本政府の経済状況も認識できない低レベルだったようです。いやー、日本が不安です。

それにしても、予算なんかは多少の迷走が許されますが、米軍基地問題は本当にどうするつもりなんだろう。